当院の院長は、歯科医師になって以来、15年以上(※1)にわたって数多くの入れ歯治療を手がけてきました。入れ歯の作製実績は、年間100床以上(※1)(※2)にものぼります。
よく噛める、痛みの少ない、外れない入れ歯を作るには、治療過程での「精密な型取り」や「噛み合わせの分析」が必要であり、これらを実践するには豊富な経験と高度な技術の習得が必要です。歯科医師なら誰でもできるわけではありません。
その点院長(歯科医師)は、九州大学歯学部の咬合補綴科(こうごうほてつか)で入れ歯治療について学び、多くの治療経験を積んでいます。そのため、よりよく噛める、痛みの少ない、外れにくい入れ歯を作るための技術を持っています。
入れ歯について痛い、噛めない、外れるといったお悩みがありましたら、長年にわたり豊富な経験を積んできた歯科医師が治療を担当する当院へおまかせください。
※1 2020年現在
※2 「床(しょう)」とは入れ歯を数える単位。入れ歯は1床、2床…と数えます。
よく噛める入れ歯を作るには、天然の歯があった頃のあごの位置や噛み合わせを、どれだけ再現できるかにかかっています。
当院ではこの噛み合わせの位置を正確に把握するために、精密な型取りや綿密な噛み合わせの分析・調整を行っています。
患者さま一人ひとりに「個人トレー」と呼ばれる型取りの道具をオーダーメイドで作製し、お口の型取りを行っています。「個人トレー」を使って歯ぐきの型を取った方が、精密な型が取れるからです。さらに型取り材は、変形が少なく精密な型が取れるシリコン製の特別なものを使っています。
噛み合わせの位置を正確に把握するために、上下のあごの位置関係や下あごの動きを綿密に調べる「ゴシックアーチ検査」を行っています。この検査では、噛む時のあごの動きを時間をかけて分析し、入れ歯の噛み合わせに反映させていきます。ゴシックアーチ検査をして作製した入れ歯は違和感が少なくなり、噛める感覚が格段に変わりやすいのが特徴です。
お口の型取りや噛み合わせの分析は、精密さを追求すればするほど、手間も時間もかかるものです。しかし当院では、少しでも噛みやすい入れ歯をお作りするため、分析・調整にこだわりを持って取り組んでおります。
当院では、保険診療で噛みやすい入れ歯をお作りしています。しかし保険診療は入れ歯に使える素材に制約があるため、自費診療の入れ歯に劣る部分があるのも事実です。
例えば保険の入れ歯の場合、歯ぐきと接する部分(床:しょう)はプラスチック素材で作らなければいけない決まりがあります。使用に耐えうる強度を出すためにはプラスチックを厚くしなければならず、床が厚い入れ歯になってしまうのです。
しかし厚みがあると、お食事の際に味や温度を感じにくいので、食事がおいしくないとおっしゃる患者さまも少なくありません。また、お口に装着したときの違和感も大きく、入れ歯を入れること自体が苦痛になってしまう可能性もあります。
そこで私どもでは、より快適な入れ歯をお求めの方には自費診療の特別な入れ歯をお作りしています。
自費診療の入れ歯なら、保険診療と違って豊富な素材の中から患者さまに合わせて適切なものを厳選可能です。床に金属やシリコンを採用できるので、厚みが薄くなります。すると食べ物の味や温度を感じやすくなり、装着時の違和感も少ない入れ歯が出来上がるのです。
さらに自費の入れ歯は治療方法にも制限がないため、患者さまに合わせて工程を増やし、より丁寧な治療が可能です。特別な材料を使った精密な型取りや噛み合わせの綿密な分析を行い、お食事やおしゃべりに困らない、外れにくい入れ歯をお作りできます。
具体的には、以下のような自費の入れ歯治療をご提供しています。
金属の留め金「クラスプ」を使用しない、見た目が自然な入れ歯です。
留め金を残っている歯に引っ掛けることがないため、残っている歯への負担がほぼありません。
また保険の入れ歯に比べて安定しやすいため、よりよく噛めます。
ノンクラスプデンチャー | 100,000~250,000円(税別) |
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治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
ゴムのキャップと留め具で固定する総入れ歯です。
インプラントに「ロケーター」というゴムのキャップをかぶせ、入れ歯に「ロケーター」とくっつく留め具をつけることで、入れ歯をお口の中に維持します。
オーバーデンチャー | 800,000円~1,500,000(税別) |
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治療のリスクや副作用:治療時に出血を伴う可能性があります。強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。インプラントを埋めるための外科手術が必要になります。残っている歯やインプラントが入れ歯の下にくるので、歯磨き、定期健診をきちんとしないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。
入れ歯の歯ぐきと接する部分「床(しょう)」に、金属を使用している入れ歯です。
耐久性があり床を薄く作れるため、お口の中での違和感が少ないのが特徴です。
金属床義歯 | 250,000~350,000円(税別) |
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治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
当院では、自費の治療を無理にお勧めするようなことはございません。安心してお悩みやご希望をお聞かせいただければと思います。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:30~12:30
午後:14:00~19:00
△:14:00~17:00
休診日:日曜、祝日