「口を開けたときに音がする」「あごが痛い」「口が開かない」などの症状がある場合は顎関節症(がくかんせつしょう)の疑いがあります。顎関節症は肩こりなど全身の症状を引き起こす場合もあるので、早めに歯科医院へご相談いただくことをお勧めいたします。
顎関節症の原因は複数考えられますが、そのひとつは噛み合わせのズレです。そのため、噛み合わせを整えることが顎関節症の予防や治療には欠かせません。
当院の院長は、大学の咬合補綴科(こうごうほてつか)で噛み合わせについて深く学び、その後15年以上(※)にわたって治療経験を積んできました。また当院では顎関節症で受診される方が多く、年間40症例以上(※)の治療を行っております。
知識と経験の揃った歯科医師が担当するので、より安心して治療をおまかせいただけることと思います。
※2020年現在
顎関節症の原因のひとつは、前述の通り噛み合わせです。その他にも歯ぎしりや頬杖をつく、片側ばかりで噛むといったクセなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることが少なくありません。
そのため当院では、現在の症状やお悩みを伺い、顎関節症の原因として疑わしいクセがないかを確認しています。また、お口の中のパノラマ写真(お口の中全体が写るレントゲン写真)を撮影して骨の状態を確認し、さらに触診であごの状態を診断いたします。
この診断結果に応じて、下記のスプリント(マウスピース)治療を実施。また必要な場合は、提携先の大学病院にご紹介させていただきます。
顎関節症の原因のひとつである歯ぎしりがある方には、睡眠時に「スプリント」というマウスピースのような装置を装着していただきます。スプリントは、無意識に行う歯ぎしりによる、歯やあごの負担を軽減可能です。
装着開始当初は、1~2週間に一度を目安にご来院いただき、あごの状態チェックとスプリント調整を行います。何回か調整した後の通院目安は、あごの関節の状態により1~3ヵ月に一度。経過観察とスプリントの調整を続けていきます。当院の患者さまの多くは、スプリントの装着を1週間〜1か月続けると顎関節症の症状が改善されています。
私どもでは顎関節症の原因をしっかりと追究し、それに対応する治療で症状の改善を目指しています。顎関節症の症状でお困りの方は、ぜひご相談ください。
器具やレントゲンで、あごの関節の状態や噛み合わせを検査します。
検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。
治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。
治療の効果が出ているかを評価します。必要に応じて治療計画を変更します。
STEP3~4を繰り返し、症状が改善したら終了です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:30~12:30
午後:14:00~19:00
△:14:00~17:00
休診日:日曜、祝日